2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年9月12日の天気

日の出 07時24 ・ 日の入 20時09 パリ 朝夕13℃・日中18℃ 曇天 − ニース 朝夕21℃・日中27℃ 晴天

メトロの父 ビヤンヴニュ ( BIENVENUE, LE PERE DU METRO )

メトロのモンパルナス駅は正式には<モンパルナス・ビヤンヴニュ>(Montparnasse -Bienvenue)という長い名前。これはパリのメトロの建設者フルジャンス・ビヤンヴニュ(Fulgence Bienvenue(1852-1936))を記念して、彼の故郷ブルターニュから来る汽車の終着駅 …

コレ−ジュ・デ・ベルナルダンの復活 (LE COLLEGE DES BERNARDINS REPREND VIE)

ゴシック様式建築の傑作と数えられながら、余り知られていないパリ5区にあるコレ−ジュ・デ・ベルナルダンが、5年の歳月をかけて修理され復活しました。シト−派修道会の建物(l’ ancien édifice cistercien)として13世紀に建てられたものですが、フランス革命…

保護対策が急がれるラスコーの洞窟 (PLAN D’URGENCE POUR SAUVER LASCAUX )

鮮明で綺麗に残る動物の壁画で名高いラスコーの洞窟は、1940年9月に発見され,その壁画は18500年もの昔、後期旧石器時代のソリュ−トレ文化期とマドレーヌ文化期の間に描かれた(les fresques peintes entre le Solutreen et le Magdalenien)であろうとされ,歴…

ジャン・ヌーヴェルが選ぶセザール名作展 ( CESAR, ANTHOLOGIE PAR J. NOUVEL )

総ガラスの建物を更にガラスの塀で囲んだようなジャン・ヌーヴェルの設計になるカルチエ財団の展示場では、パリのアラブ世界研究所やブランリー美術館を設計したことでも知られるジャン・ヌーヴェル自身に彼が敬愛するフランスの誇る20世紀の巨匠セザールの…

No10

日中の気温も20℃を切るようになり、やや強い風に木の葉が散り始めて、ポプラの高い所に巣をかけたカササギが何やら慌てているようです。南仏コートダジュールだけは地中海性気候のため残暑、それでも太陽が傾き、日が短くなってきました。フランスはEUの先頭…

2008年9月4日の天気

日の出 07時13分・日の入 20時25分 パリ 朝夕12℃・日中18℃ 曇天 − マルセイユ 朝夕20℃・日中27℃ 晴天

ピカソ、今秋のパリの王様 ( PICASSO, ROI DE PARIS A L’AUTOMNE )

スペイン生まれのフランスの画家でキュービスムの創始者、主唱者の一人であるパブロ・ピカソ(Pablo PICASSO(1881-1973))が盛んに活躍していた1947年からフランス文化庁美術館局(Direction de Musees de France)が提案、企画を進めてきた大掛かりな展覧会が60…

“空港マラリヤ”の犠牲者 ( VICTIMES DU « PALUDISME D’ AEROPORT » )

8月の或る日、パリ・ドゴール空港の近くに住む20代のカップルが、激しい頭痛と高熱、下痢等の症状を訴えて病院を訪れ、診察と検査を受けたところ、マラリヤの一種と診断されて入院しました。この病気は当地に存在するものでなく、しかもこの若いカップルは未…

福田首相辞任の報、9月2日付某紙は

と伝えました。まるでボクシングの試合で“タオルを投じた”ような表現です。

パリ観光客の新顔 ( LE NOUVEAU VISAGE DES TOURISTES )

パリ市観光局の調べによりますと、今夏のパリは外国人旅行者が減少、特にアメリカ、日本からのツーリストが目立って減り、原因は運賃値上がり(ガソリン税高騰)、ユーロ高が考えられます。それに代わって列車<ユーロスター>で2時間15分のロンドン、<タリ…

No 9

夏休みも終って新学期( C’ EST LA RENTREE ) 北京のオリンピック大会も賑やかに閉幕、当地は幸い酷暑にも見舞われること無く夏休みが終って、学校は新学年を迎えました。4月から始まる日本と違って、こちらは9月から始まります。スーパーマーケットを始め…