パリ観光客の新顔 ( LE NOUVEAU VISAGE DES TOURISTES )

パリ市観光局の調べによりますと、今夏のパリは外国人旅行者が減少、特にアメリカ、日本からのツーリストが目立って減り、原因は運賃値上がり(ガソリン税高騰)、ユーロ高が考えられます。それに代わって列車<ユーロスター>で2時間15分のロンドン、<タリス>で1時間20分のブラッセル、3時間50分のフランクフルト等々、新幹線の便宜により近隣の国々からの観光客、更にはTGV各路線の発達により首都を訪れるフランス人が増加しています。トップは英国人、続いてイタリ−人、スペイン人、更には東欧諸国、ロシア人が数えられます。人気の観光スポットは相変わらずエッフェル塔ノートルダム大聖堂、モンマルトルのサクレクール大聖堂、ルーヴル美術館シャンゼリゼ大通り、等となっています。マーサー社(米)の調査では、2008年度生活費(le cout de la vie)の高さは1位モスクワ、2位東京からロンドン、オスロー、ソウル、香港、コペンハーゲンジュネーヴ、ミラノ等に続いてパリは第12位なのだそうです。ホテルの宿泊料金では平均してローマが最も高く、ロンドン、ブラッセル、アムステルダムジュネーヴに次いでパリは第6位と
なっています。