2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年7月24日の天気

日の出 06時15 ・ 日の入 21時39 パリ 朝夕17℃・日中30℃ 晴天 ストラスブール 朝夕13℃・日中27℃ 晴天

アニ−・リーボヴィッツ写真展 ( L’ EXPOSITION « ANNIE LEIBOVITZ » )

"A Photographer’s Life, 1990-2005"と題した当展は、ニューヨークのブルックリン美術館の企画になるもので、デミ・ムーアの美しくも奇抜な臨月の姿、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが裸で抱き合った姿、赤いシーツに横たわるブラッド・ピット、等々プライベ…

ヴォ−バンの要塞12ヶ所世界遺産に指定 ( LES 12 SITES DE VAUBAN CLASSES AU PATRIMOINE MONDIALE )

太陽王ルイ14世の元帥で戦術建築を専門とする軍事技術者のヴォ−バン(Sebastien LePrestre de Vauban(1633−1707))が設計・監督したフランス国内151ヶ所の中の12ヶ所の城砦(la citadelle),城壁(l’ enceinte),監視塔(la tour observatoire),要塞(la forteresse)…

アンチ−ブのピカソ美術館再開 ( REOUVERTURE DU MUSEE PICASSO A ANTIBES )

美術館となっているグリマルディ城(Chateau Grimaldi)は、地中海に面して、古くはギリシャ人の町であったアンチポリス(Antipolis)の城砦として建てられ、中世期には代々の司教が住み、1385年―1608年にはモナコのグリマルディ家の居城でしたが、その後はアン…

No. 8

郊外電車のダイヤが12分間隔から21分間隔になり、早朝・夜間は8輌編成から半分の4輌編成となり、乗客の顔ぶれも変わって、耳慣れない言葉も賑やかな車内に、夏休みを感じています。線路際の土手には、子供の背丈程もある夏草が生い茂って、早くも枯れ始めま…

サルコジ大統領の贈物 ( LE CADEAU DE SARKOZY )

先日のチェコ公式訪問の際、サルコジ大統領がプラハ政府への贈物として持ち込んだ高さ3,5mもの人間が炎に包まれた彫刻像は、1968年ソビエトの侵攻に抵抗して犠牲となった学生ヤン・パラシュ(Jan Palach)を追悼したハンガリーの彫刻家アンドラス・ベック(Andr…

ブリジェット・ライリー回顧展 ( BRIDGET RILEY, RETROSPECTIVE )

直線、曲線、点、円、輪、楕円、等のジェオメトリーを使って錯覚的効果を狙った抽象的美術<OP ART>(オプティカル・アート(l’ art optique))の代表、1931年ロンドン生れ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに学んだ英国の女性画家ブリジェット・ライリー…

サント・シャペル修復 ( LA RESTAURATION DE LA SAINTE CHAPELLE )

ステンドグラスで囲まれたチャペル、聖ルイがキリストの遺品を祀る為に命じて1241年―1248年に建てられたゴシック様式の傑作、年間80万人もの人が訪れ、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔に次ぐパリ第3の名所も、19世紀に30年がかりの大修理が為されて以来、…

水上メトロ<ヴォゲオ>  ( « VOGEO » UN METRO SUR L’ EAU )

緑、青、白の三色に塗られた70人乗りの双胴船<ヴォゲオ>がパリ13区オステルリッツ駅からマルヌ渓谷メゾン・アルフォール(Gare d’ Austerlitz – Maisons Alfort)までの区間に開通しました。ヴェニスのヴァポレットのように市民の足として親しまれると同時に…

後ろ指を指されるフランス人観光客 (LE TOURISTE FRANCAIS MONTRE DU DOIGT)

ルモンド紙系の某紙によりますと、フランスは訪れる観光客の数では世界一、それでは外国でのフランス人観光客はどのような評価を得ているのでしょうか、各国の観光案内所やホテル、レストラン等関係業者にアンケートしたところ、フランス人は外国語は全く苦…

No 7

夏至が過ぎれば毎日1分2分と日が短くなっていくのを感じて、何となく淋しいような気がします。日本が丁度梅雨の頃、当地は激しい雨風、と思えば強い夏の陽光が眩しく、並木の濃い日陰を通れば、菩提樹の花の仄かな芳香にホッとひと息、暑さも忘れます。そん…