パリ:朝夕6℃・日中19℃ 曇・晴 マルセイユ:朝夕14℃・日中25℃ 晴
―乗車券の販売を自動化したメトロ各駅では、出札窓口が案内所となっていますが、この度、郵便局とタイアップして小包みを除く郵便物の受付業務を行う検討が為され、シンプロン駅(Simplon)にてテストを開始しました。早朝から深夜までメトロ運行時間内は受付…
ルイ14世王のヴェルサイユ宮殿で最後に建てられた王宮礼拝堂が23年もの年月を費やして1710年に落成してから今年で300年になりました。これを記念して“王のための礼拝堂”展を開催、ルイ16世がマリー・アントワネットとの結婚式を行った記録など多くの資料を展…
「お花見」は花を鑑賞して春を歓ぶ日本独特の行事でしょうか。パリには“そめい吉野”はありませんが、桜ん坊が実る白い花の桜や八重桜が咲く頃にお花見を致します。場所はパリの南の郊外にある広大なソー公園(Parc de Sceaux)です。ここはヴェルサイユ宮殿と…
今年の春も黄色で始まりました。寒さがなかなか抜けず、雪の多い冬でしたが、まず南仏からミモザ(le mimosa)、パリの芝生にクロッカス(le crocus)、庭の隅にレンギョウ(le forsythia)そして山吹(la kerrie)、野原にタンポポ(le pissenlit)土手に水仙(le narc…
パリ市健康管理局の調べによりますと、幼稚園では12%が太り過ぎ(surpoid)、3%は異常肥満の“おデブちゃん”(l’obese)、小学校3年生になると15,6%がオーヴァーウエイトで、異常に太っている子供は3,8%にも達するそうです。原因として考えられるのは、朝食を…
ショパンがポーランド人を母親に、フランス人の父親との間に生まれて今年で200年。故郷ポーランドでは記念紙幣が発行されるなど、各地で沢山の記念行事が企画されています。特にフランスを愛し、フランスに住んで1849年の晩年まで作曲や演奏活動を続けた大作…
パリをこよなく愛し、街角を舞台に、そこに生きる人々が演じる様々な光景を詩的に捉えた“ヒューマニスト”と呼ばれる写真家(le photographe humaniste)にドワノー(Robert Doisneau(1912-1994))、ブラサイ(Brassai(1899-1984))、カルチエ・ブレッソン(Henri Ca…
まだまだ寒い天気が続いていますが、凍るような朝でも早くから活気に満ちているのが朝市です。今はこれといった季節物が余り無く、南からモロッコ産のミカン(la clementine)、グアドループ産のバナナ(la banane)、マルチニック産のマンゴ(la mangue)、イスラ…
パリ 朝夕−1℃・日中5℃ 雪、曇り、ニース 朝夕1℃・日中9℃ 晴れ ストラスブール 朝夕−5℃・日中1℃ 雪
ノートルダム大聖堂の美しい後姿を見下ろす“トゥール・ダルジャン”、創業が1582年という最も古いレストランの一つ”La Tour d’Argent”、昭和天皇も名物“鴨料理”を召し上がった所、戦時中ドイツ軍に飲まれまいと地下の酒倉をコンクリートで固めた、など数々の…
パリの警視庁科学技術研究所(Laboratoire de la Police technique et scientifique de Paris)の発表によりますと、欧州中央銀行(Banque centrale europeenne)に回収された偽札だけでも、この2年間に53%増という急激なもので、偽造が正式な印刷を上回るので…
1863年8月13日に結核(la tuberculose)で亡くなる迄ドラクロア(Eugene Delacroix(1798 –1963)が制作に励んでいたパリの住居は現在ドラクロア美術館として知られていますが、この度ドラクロアの作品を主に集めて所有するアメリカの富豪カレンBコーヘン(Karen …
今冬は雪も雨もよく降ります。雪が積もれば電車のダイヤが乱れ、道路は渋滞、足元が滑るので気を遣います。雨が降れば歩道に水が溜まり、それが深いので歩行者が車道に下りて歩くため自動車はノロノロ運転、丁度1世紀前の1910年1月に起こったパリ大洪水(la c…
パリ 朝夕 零下4℃・日中2℃ 晴天 ニース 朝夕4℃・日中9℃ 晴天
今年の“ツール・ド・フランス”の日程が発表になりました。“ツール・ド・フランス”は1903年に始まったフランス国内を巡る自転車の大ロードレースで、今年は第97回、毎年ヴァラエティに富んだコースを設定、ファンの興味を引いています。今年は7月3日にオラン…
1910年の1月は雨に次ぐ雨にセーヌ河が溢れ、パリ市全域が洪水に見舞われたことがありました。これは100年に1度(une fois par siecle)と云われていますから、今年がその年に当たり、パリ市消防隊(les sapeurs pompiers)は勿論のこと、警察署などが常に万一の…
大晦日は聖シルベストルの祭日、夜通し飲んで食べて賑やかに祝い、新年を迎える慣わしですが、TVニュースによれば色々な事があったようです。パリではシャンゼリゼ大通りでのカウントダウンにセキュリティの問題からガラスの瓶やコップの持ち込みが禁止さ…
新年を迎えて皆様のご健康を心からお祈り致します。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(ご挨拶)皆様、今年も色々な事がございましたが、当方お蔭様で元気に「フランス通信」をお届けする事が出来ました。ありがとうございました。今後も益々通信の輪が広がりますように願い、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
「レンブラントからヴェルメールまで」との副題が付けられたこの展覧会は、10月7日に開場以来連日長蛇の行列が見られる程の人気です。60点余りの絵画を中心としてデッサン、水彩画、版画、当時を代表するタペストリーや陶器、銀器やガラス器など合わせて130…
1863年、ナポレオン3世の時代にセイシェル島に生まれたオス亀の“キキ”は、1923年フランスに入国以来、パリの植物園内の動物園(la menagerie du Jardin des Plantes)に住み、代々の観客にのっそりとした愛嬌を振り撒いて人気者でしたが、寄る年波には勝てず、…
1889年パリ万博のシンボルとして生まれ、パリを見下ろして120年、ペンキでのお化粧直しも済んだ“鉄のマダム”エッフェル塔は、普段のライトアップと毎時4分間のフラッシュの煌きに加えて、大晦日の晩まで毎夜20時、21時、22時と23時に12分間の祭りの装いを披…
スエーデンから贈られた高さ15メートルのクリスマス・ツリー(le sapin de Noel)2本に飾られたパリ市庁舎(l’Hotel de Ville)前の広場にアイス・スケート場が出現しました。広さ1635平方メートルで、初心者用の場所もあり、毎週土曜、日曜の10時―12時には有資…
今や世界的に有名になったシャンゼリゼの並木415本を飾るイルミネーション(1月10日迄)を始めとして市内20区125箇所の商店街、並木道、広場はそれぞれに趣向を凝らした飾りに明るいパリの街が実現しました。これはパリ市庁が“パリがパリを輝かせる”(Paris ill…
急な寒さの訪れに、朝夕の気温も日中の気温も零下が続き、雪も降って交通は大混乱、薄暗い毎日に子供達が被っているカグール(la cagoule)という耳まですっぽり覆う帽子が羨ましい程大気も凍っていたのですが、クリスマス(le Noel)を迎える頃になって天気は回…
気温:パリ 朝夕4℃・日中11℃ 曇天、ニース 朝夕10℃・日中15℃ 晴天