2009年はブドウの当たり年 ( LA RECOLTE 2009 S’ ANNONCE TRES BONNE )

冬に雨が多く、春から夏にかけて晴れの天気が続き、夏の陽光に恵まれた今年はアルザスからブルゴーニュを経てボルドーに至る各地でブドウの収穫が早くも始まっています。特にプロヴァンス地方のロゼは“順風満帆”(Le rose a le vent en poupe), 既にアメリカ、カナダ、ブラジルなどから大量の注文を受けています。ブドウの実は例年よりも早く熟していますので、世界中の学生さんや若者約5万人を集め、その手を借りて行う恒例のブドウの狩りいれ(les vendanges)も慌しく2週間程続く予定で、今年のワインの質と量が数年振りに期待されています。11月も半ばになりますと各地で新酒が出始めますが、季節の催事として知られるボージョレ・ヌーヴォー(Beaujolais nouveau)の今年の解禁日11月19日(木)の試飲が大いに待たれます。