ジュラ山中のジュラシック・パーク( PARC JURASSIQUE DANS LE MASSIF DU JURA )

リヨンから約1時間、アン県(l’ Ain)にある人口たった124人の平穏な小村プラーニュ(Plagne)が、ジュラシック・パークとして俄に騒がしくなりました。それはリヨンの国立科学研究所(CNRS : Centre national de la Recherche Scientifique)の古生物学者(le paleontologue)達がジュラ山中の10ヘクタールに及ぶ広い範囲で発掘を続けている中に、この村で直径が1m50もの巨大な足跡の化石(les empreintes)をいくつも見つけたからです。これは1億5千万年前に生きた頭が小さく首と尾の長い草食動物で、体長20−25m、体重が30−40トンもの大恐竜(les dinosaurs)の足跡と判り、今迄に見つかった足跡の中では世界一の大きさなのだそうです。(Les immenses dinosaurs herbivores qui sont reconnaissables a leur toute petite tete reliee par un interminable cou comme la queue a un gigantesque corps) 発掘は2014年迄続けられる由、これからいったい何が出てくるのでしょうか。当地の人が掘るのは、どうやら豚や犬を使ってのトリフ(la truffe)狩りだけではないようです。