ポンピドー・センターの“エル”展 ( “ELLES” AU CENTRE POMPIDOU )

現代美術の絵画など名作コレクションを誇るポンピドー・センターでは、20世紀から今日までに活躍の女性作家200人を選び、作品600点を展示して”ELLES”(エル:彼女達)展を開催しています。モンマルトル、モンパルナスに生き、1905年から1930年代迄制作に励んだソニア・デローネイ(Sonia Delaunay)からモンマルトル画家ユトリロの母親シュザンヌ・ヴァラドン(Suzanne Valadon(1867 –1938))、或いはメキシコの美術活動の尖兵となったフリダ・カーロ(Frida Kahlo),現在も活躍を続けるニキ・ド・サン・ファール(Niki de Saint Phalle)にルイーズ・ブルジョア(Luoise Bourgeois),エキサントリックで奇妙な世界のアネット・メサジェ(Annette Messager)、アメリカの表現主義を代表するジョアン・ミッチェル(Joan Mitchell)など、さすがに現代女性作家らしい華々しさの中に、どの作品も公平に扱っている事に気が付きます。2010年5月までポンピドー・センターにて、火曜日を除く毎日11時00−21時00、入場料12ユーロ (Centre Pompidou, Place Georges Pompidou,Paris 4e – Metro Rambuteau)