街に生まれたグラフィティ展 ( NE DANS LA RUE – GRAFFITI )

ジャン・ヌーヴェル設計のガラスの館カルチエ財団の外にも中にも時ならぬグラフィティの氾濫に、何時誰が描いたのだろうか、相当量のスプレー缶を使ったのでは、等と驚いていましたら、これが展覧会。見にやって来た人達の行列の横では梯子をかけて今や制作に励む若者が居たり、正にストリート・アートの現場の感じです。1970年初頭ニューヨークに現れたグラフィティは、当初は壁を汚すいたずら書きとして犯罪に問われた苦い経験を経て、ヴァイタリティに満ち満ちた現代の芸術活動として急速に世界中に拡がり、現在では一つの現象、優れた芸術作品として広告デザインに採用される程になりました。2009年11月29日迄、カルチエ財団にて、月曜日を除く毎日11時00−20時00、入場料6,50ユーロ(水曜日14時―18時に限り18才未満入場無料)毎日パフォーマンス、ライヴ、コンサートなど有り。(Fondation Cartier, 261,Boulevard Raspail,Paris 14e,Metro Raspail)