スポーツ博物館 ( MUSEE NATIONAL DU SPORT )

昨年開館したばかりの新しい博物館で、スポーツの歴史から実際の実技や技術などを広く知らしめる為、常時300点以上の資料を展示しています。当館の企画は既に1922年に出来上がっていましたが、戦争などの理由から1963年になって、1950年ヒマラヤ遠征隊の隊長を務めてアンナプルナ峰に登頂、史上初めて8000mの高山を征服したフランスの登山家モーリス・エルゾーグ(Maurice Herzog(1919−)の指導のもとに、やっと資料集めが始まり、10万点を集めて開館に至ったものです。現在“全速力で”展(A TOUTE VITESSE)と題した特別展を開催、1899年に時速100kmを超える記録を出した“いつも不満”号(Jamais contente)や、1945年戦後初のレースに優勝したブガッティ(Bugatti)などの車輌や模型、玩具、ポスター、写真等を展示して、1899年から1949年に至る自動車レース半世紀の歴史を辿っています。
2009年9月21日まで MUSEE NATIONAL DU SPORT (93, avenue de France, 75013 Paris) メトロBibliotheque Francois-Mitterand駅下車 火曜日―金曜日 10時―18時 土曜日と祭日、第一日曜日 14時―18時 日曜日は休館 入場料 4ユーロ