エッフェル、2つのエキスポジション ( LES 2 EXPOSITIONS « EIFFEL » )

パリ万博のシンボル・タワーとして1889年5月15日に完成した“鉄の女”(la Dame de fer)エッフェル塔(la tour Eiffel) は今年120才になりましたが、それを記念して2つのエキスポジションが開かれています。
= « L’ EPOPEE TOUR EIFFEL »  エッフェル塔2階(au premier etage)回廊にて
完成当時は世界一の高さを誇った鉄の塔、写真、デッサン、フィルム等の資料を展示して、建築材としての鉄の強度を試したエッフェル塔完成までの様子を紹介しています。
12月31日迄 毎日09時30−23時45 入場料8ユーロ メトロBir-Hakeim下車
= « GUSTAVE EIFFEL, le magician du fer » パリ市庁舎(Hotel de Ville)にて
こちらは“鉄の男”(l’homme de fer)とも“鉄の魔術師”(le magicien du fer)とも呼ばれる、エッフェル塔生みの親ギュスターヴ・エッフェルが、ニューヨークに立つ米仏友好の象徴“自由の女神像”(la statue de la Liberte)(制作は彫刻家のバルトルディ)を建て、各地に多くの橋を架け、それまで石ばかりの建築に鉄材を使用した数々の建物を設計して工事を施工、パナマ運河のスキャンダルを機に引退するまでの歴史を模型、図面、絵画、写真、フィルム、等々を展示して、エッフェル塔にその名を永遠に残す一人の破格なエンジニアーの功績を称え、業績を振り返るものです。
8月29日迄毎日10時00―19時00(日曜日休館)入場無料 メトロHotel de Ville下車