ハンディ・サーカス  ( HANDICIRQUE )

パリ12区ヴァンセンヌの森ルイィ原(la p[elouse de Reuilly]で開かれている恒例のピンダー・サーカス(Cirque Pinder)では、正月休みの期間に限って“ハンディシルク”と名付けた特別プログラムを公開して好評を博しました。それは“肉体的ハンディのある人と曲技”をテーマに、北京のパラリンピックに出場したフランス・ハンディスポーツ連盟(FFH =
Federation francaise handisports)所属の選手7名を参加させ、3週間の練習を経て、動物を使った曲芸、ピエロ、綱渡り、ピラミッド等の曲技を一般観衆に披露したもので、満場の拍手喝采を浴びました。ピンダー・サーカスでは、競技場を曲技場に変えただけ、何でもやれば出来ることを知らしめる為に企画したとのことで、選手達も“試合やタイトルマッチではなく、正にこれが挑戦 というもの。”との感想を述べ、これからも機会あれば参加したいと云っています。尚、入場券の売上げは、これからの若いハンディ・スポーツマンの育成の為にFFHに全額寄附されました。