パリのちびっ子は太り過ぎ ( DES PETITS PARISIENS EN SURPOIDS )

パリ市健康管理局の調べによりますと、幼稚園では12%が太り過ぎ(surpoid)、3%は異常肥満の“おデブちゃん”(l’obese)、小学校3年生になると15,6%がオーヴァーウエイトで、異常に太っている子供は3,8%にも達するそうです。原因として考えられるのは、朝食をいい加減にし、野菜・果物を余り摂らず、運動もせずにテレビの前に坐っているとの調査結果が出ています。そこで市当局は“BON APPETIT!”と題した展示会を開催、栄養、味、食欲、食事、献立の5大テーマを掲げて、バランスのとれた食事(le bon equilibre alimentaire)、消化の仕組みや栄養の吸収(les etapes de la digestion,de l’absorption de l’aliment)等を子供にも大人にも解りやすく説明しています。入場の子供達にはテーブルを囲んで好みの食事を実際に組み立てさせ、それを専門家が評価し注意を与えたり、味見をして食品を当てさせる遊びも用意されています。2011年1月2日迄Cite des Sciences et de l’Industrie(30,Avenue Corentin Cariou,75019 Paris)にて、メトロPorte de la Villette下車、月曜日を除く毎日10時00−18時00、入場料=大人10ユーロ、7才―25才は8ユーロ、7才未満は無料です。