ACISKOフランス通信26号

フランス通信  (23/09/09) 
       
秋分の日 (L’ AUTOMNE )
陽光を暖かいと感じるようになり、大気は湿って懐かしいような秋の匂いがします。22日秋分の日はl’ Automne(秋)と呼ばれ、暦には珍しく聖人の名前が付いていない日です。町を一歩出ますと、国道沿いの土手や森の隅にヒース(la bruyere)が咲いて明るい紫色の模様を描いています。当地には台風こそ来ませんが、嵐(l’ orage)、河川の増水(la crue),悪天候(l’ intemperie)、といった単語が頻繁に聞かれるようになり、時には突風(la rafale)が大雨を伴って暴れ回り、落ち葉を急がせます。この土曜日は日本人幼稚園の運動会、私もお手伝いに行ってきます。そう云えば、フランスの学校には運動会や学芸会のような催し物があるのでしょうか、聞いたことがありません。