2009年度ツール・ド・フランス ( LE TOUR DE FRANCE 2009 )

恒例の夏の呼び物、毎年ドーピング(le dopage)騒動で話題の自転車のロードレース“ツール・ド・フランス”の日程が発表されました。それによりますと、今年は第96回目の開催、7月4日(土)モナコをスタート、コート・ダジュール沿いにマルセイユ(Marseille)、モンプリエ(Montpellier)、ペルピニャン(Perpignan)と進み、地中海側の国境を越えてスペインへ、7月9日にはバルセロナに到着します。翌7月10日には昔から山賊の出る国と云われているピレネー山脈の峠アンドラ公国(Andorre)へ登り、フランス側に入ります。タルブ(Tarbes)から焼物で知られるリモージュ(Limoges)までは飛行機で移動、7月14日の独立記念日にはリモージュからイスーダン(Issoudun)、その後はサン・ファルジョー(St-Fargeau)、トネ-―ル(Tonnerre)と内陸部を通って水のヴィッテル(Vittel),アルザス地方の小ヴェニスと云われるコルマール(Colmar)には7月17日の到着です。広大な要塞で知られるブザンソン(Besancon)から7月19日にはスイスの国境を越えてヴェルビエ(Verbier)へ、山越えのコースを湖水も美しい町アヌシー(Annecy)へ下って小休止。7月24日ヌガーの産地モンテリマール(Montelimar)からプロヴァンス地方のモン・ヴァントゥ(Mont Ventoux)へ南下してからはTGV列車で一挙にパリの郊外ヨンヌ川沿いモントロー(Monntereau-Fault-Yonne)へ、そしていよいよ最終日7月26日(日)パリまで150km余り、パリに到着するや天下のシャンゼリゼ大通りをルーヴルから凱旋門まで8周して、コンコルド広場脇にゴール、全コースの走行予定距離は3450kmになります。レース中はテレビ中継がありますが、コース沿道や周辺の景勝地、名所旧跡などを解説しながら映してくれますので、これも楽しみです。7月26日にはシャンゼリゼへ出掛けて、ゴールの賑わいを楽しまれてはいかがでしょうか。その節はスリに十分ご注意下さい。