“モネ、印象派画家の目”展 ( MONET, L’OEUIL IMPRESSIONNISTE )

印象主義創始者であるクロード・モネ(Claude Monet(1840-1926))が1912年に白内障(la cataracte)を患ってから、視力が落ち、色、光、形などに対する感度が著しく鈍って真実を曲げる結果となり、睡蓮(les Nympheas)で知られるジベルニー(Giverny)の自宅の庭は単なる景色でしかなくなってしまったのです。当展は赤い色に囚われた夢幻的な世界に、新しい色彩感覚と形の見分け方を以って、全く自由奔放に描いた作品の中から60点余りを展示して、巨匠の終焉を紹介しています。
2009年2月15日まで  Musee Marmottan Monet (2,rue Louis Boilly,75016 Paris)
11h00−18h00 (月曜日休館) 入場料9ユーロ      メトロLa Miette駅下車