黒澤 明 デッサン展 ( AKIRA KUROSAWA, DESSINS )

20世紀の日本を代表する映画の名監督黒澤明(1910−1998)がこの世を去って既に10年、もともとは絵描きになりたくて、梅原龍三郎やヴァン・ゴッホの画風に学んだそうですが、1978年頃から絵筆を取り、映画の製作にあたって各シー-ンの演出予定を画に描いたストーリーボード(Story-board)と呼ばれるデッサンを制作、1980年のカンヌ映画祭で“パルム・ドール”大賞を受賞した“影武者”を中心に“爛”(1985)、“夢”(1990), “まあだだよ”(1993)
そして“海は見ている”（2002）等、ヨーロッパ初公開の87点を展示しています。
2009年１月11日迄　Petit Palais – Musee des Beaux-Arts de la Ville de Paris　
Avenue Winston Churchill, 75008 Paris メトロChamps-Elysees-Clemenceau下車
月曜、祭日を除く毎日10時00−18時00　　入場料　5ユーロ
尚、同じPetit Palaisにて « Le Zen et l’Art de Kyoto, Shokoku-ji,Pavillon d ‘Or, Pavillon d’Argent »というタイトルで禅と京都のアート、金閣寺、銀閣寺等に関する展示を行っています。12月14日迄　　入場料　７ユーロです。