パリ・ジャズ・フェスティヴァル ( LE PARIS JAZZ FESTIVAL )

1993年パリ市が創設した市民の為のジャズ・フェスティヴァルは今年15回目を迎え、今や夏の恒例行事として親しまれています。会場はヴァンセンヌ城を横切った森の入り口にある広大な花の公園の中、余程の嵐でない限り雨が降っても催行出来る様にテントが張られています。公園ですから夜間は閉めなければならず、安全の見地からも、花を折ったり花壇を荒らしたりすることのないよう、植物を保護する為にも、コンサートはウイークエンドの午後に開かれ、花を楽しみ、散歩がてらにジャズに親しむように配慮されています。当初は人気バンドやシンガーの出演に、周囲の木に登ったり、木から落ちて怪我をする人が出たりしたようですが、今では監視もしっかり、楽しいひとときが保証されています。
 6月、7月中の週末に開催15時00、16時30の2回、入場料 5ユーロ メトロChateau de Vincennes