観光客に人気の場所  ( LES LIEUX A LA MODE CHEZ LES TOURISTES )

パリ市観光事務所(Office du tourisme de Paris)の発表によりますと、2007年度のヨーロッパ以外の国からの観光客は、人数的にはアメリカ、ブラジル、日本、ロシアそして香港を含む中国からで、目的は文化・歴史に次いでモードが掲げられています。ショッピングはまずオスマン通りのデパート街を先頭にシャンゼリゼ、フォブール・サン・トノーレ、モンテーニュ、サン・ジェルマン・デ・プレと続きます。ブラジル、ロシアのお金持ちには貴金属商の多く並ぶヴァンドーム広場とリュ・ドラ・ペが人気です。観光客がお買い物に使う金額は何と云ってもサウジ・アラビアからの富豪の一人一回につき平均1500ユーロ、日本円にして約25万円が最も大きく、同様にロシア人が1231ユーロ、香港人が1067ユーロで殆どが黒色のクレジット・カードで支払うとの事です。観光客の支出の内訳を見ますと、宿泊費が38%、食費19%、観光13%、交通費4%、ショッピングは23%、その他3%の割合になっているそうです。