スーパーマーケット50周年を祝う ( LE SUPERMARCHE FETE SES 50 ANS )

フランスにスーパーマーケットが現れたのは今から半世紀前の1958年、パリ郊外ルエイユプレーヌ(Rueil Plaine)に、続いてナンテール(Nanterre)に“エクスプレス・マルシェ(L’Express Marche)”という名前で開店しました。30軒程の店舗を集め、広い駐車場を設けたアメリカ式ショッピング・センターの中に在り、商品を自由に選べるセルフ・サービス(en libre-service)自体が珍しく、カート(le chariot)も今より小さく、レジのカウンター(le comptoir-caisse)も短いものでしたが、大いに皆の好奇心を買ったものです。更に商品を限ってのプロモーションや独自のマークを付けた商品を販売する等、顧客(le chaland)の関心を引きました。その後“エクスプレス・マルシェ”の名前は消え去りましたが、今日では全国に5500軒以上ものスーパーが競合して、人々に無くてはならない存在となりました。