ルーヴル美術館“ピラミッドは20才” ( LA PYRAMIDE A VINGT ANS )

ルーヴル宮殿の中央広場にあるガラスのピラミッドは、1981年、当時のミッテラン大統領の命により、アメリカの建築家イエオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Pei)の設計で1999年に完成、今年で20才となりました。特製のダイアモンド・ガラスは耐熱、耐震のもので、内外の温度と湿気の差を無くし、曇りを取り去る装置などを備えた破格な建物としてランクされています。美術館の出入り口として、十分な明るさと広さを備え、更に周囲にも幾つかの小さな兄弟が居り、ショッピング・モールとなっている地下のカルーゼル・スクエアーには下方に向かって逆さに造られたものもあります。