2009-12-10から1日間の記事一覧

お天気 = 2009年12月7日 日の出 08時31分 ・ 日の入 16時53

気温:パリ 朝夕4℃・日中11℃ 曇天、ニース 朝夕10℃・日中15℃ 晴天

光溢れるシャンゼリゼ( PLEINS FEUX SUR LES CHAMPS-ELYSEES )=世界一美しい大通り(la plus belle avenue du monde)と云われるシャンゼリゼ通りの415本の並木にダイオードのやや青白い豆ランプが宝石のように仕掛けられ、真っ白な山小屋風の店が170軒並んでクリスマス市を開き、コンコルド広場に設けられた大観覧車も明るくライトアップして、冬の夜を忘れさせます。オスマン通りのデパートはヴァレリオ・フェスティ(Valerio Festi)のデザインになる建

パリ市電T2号線がポルト・ド・ヴェルサイユまで延長( LE T2 JUSQU’ A LA PORTE DE VERSAILLES ) = ラ・デファンス(La Defense)からパリ市西側の郊外をイシイ・ヴァル・ド・セーヌ(Issy-Val de Seine)迄住居地区を抜けて新たなビジネス街同志を結んでいた市電T2号線がパリ市15区の国際展示会場のあるポルト・ド・ヴェルサイユ迄延長され、11月21日に開通しました。これにより市電T3号線(Pont du Garigliano−Porte d’Ivry)

“心のレストラン”の不安( L’INQUIETUDE DES RESTOS DU COEUR ) =1986年6月に交通事故で突然逝ったコメディアンのコリューシュ(Coluche)が生前“僕には小さな夢があるんだ”と云いながら各方面に呼びかけて1985年9月に設立した恵まれない貧しい人達を対象とした給食施設は、その後もコリューシュ夫人と協力者達により受け継がれ、2008年には全国約5万人のボランティアによる奉仕活動により1億食が80万人に提供されました。当初は寒さが厳しくなる11月頃から春になる迄のサービ

“ジャンヌ・ダーク”最後の航海( DERNIER VOYAGE POUR LA”JEANNE D’ ARC” ) 現役では最古参のフランス海軍の戦艦、横浜にも寄港したことのある“ジャンヌ・ダーク”が、来年5月の引退を前に、最後の世界一周航海にブレストを出港しました。1959年建造、全長182m、1万トン級の戦艦で、ホーン岬(Cap Horn)を経て来年3月にニューヨーク到着、5月27日にブレストへ帰港となっていますが、横浜にも寄港するはずです。主な任務は士官候補生や若い士官達(les aspirants)

“モデルになった子供達、ルノワールからアルディティまで”展 ( LES ENFANTS MODELES, DE CLAUDE RENOIR A PIERRE ARDITI ) = 画家や彫刻家、ルノワール、モネ、ピカソ、ヴィアール等が、自分自身の子供をモデルに制作した珍しい作品100点余りを集めて展示しています。素直に(volontairement)ポーズをとっている子、イヤイヤ(a contrecoeur)モデルを務める子、しかし大家の筆により、子供に対する親としての感情が豊かに表現されて、素晴らしい芸

2010年3月8日迄 Musee de l’ Orangerie, Jardin des Tuileries内、メトロConcorde下車、 火曜日休館、 毎日9時―18時、 入場料 9,50ユーロ

ポリスも仕事にうんざり( LE RAS LE BOL DE LA POLICE ) = 人手不足、仕事に次ぐ仕事、検挙数のクォータ、数字に拘る政治、等、もう仕事はうんざり、と待遇改善を求めて全国各地で警察官のデモが繰り広げられています。警察官でもデモ? デモ行進の整理の任務に携わるのも同僚の警察官。デモの意味は理解出来るものの、何か不思議な気もします。

12月のお天気 ( LE TEMPS DU MOIS DE DECEMBRE ) = 朝晩漂っていた霧が遠のいて、風が吹き、雨が降り、青空は極めて稀、木の葉はすっかり散って、景色の所々に針葉樹の濃い緑を残して、木々は枝ばかり、今迄は葉が繁っていて見えなかった木の向こう側の景色が見えるようになりました。日の短い灰白色の冬の訪れ、並木の電飾がキラキラと輝いて、年末年始の祭事が近いことを知らせています。

フランス通信29号

フランス通信(29) (07/12/09)